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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬の慢性腸炎(まんせいちょうえん)


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犬の腸の粘膜が慢性的に炎症を起こす病気です。
食べ物に対するアレルギーや腸の中に存在する細菌の異常ともいえる増殖、リンパ肉腫(腫瘍)、寄生虫などによって原因はさまざまですが、複雑にからみあっておこります。


急性の腸炎などにかかって、そのまま不規則な生活を続けているとなることがあります。つまりは人間の生活習慣が不規則な場合に、一緒に生活している愛犬に発生しやすい病気だといわれています。


症状のチェック

犬の慢性腸炎は「炎症性腸疾患」という病気で、腸の粘膜が慢性的に炎症を起こす病気です。


リンパ球、プラズマ細胞、好酸球、好中球といった炎症細胞が、腸の粘膜全体に広がって慢性的におこる病気の総称といえます。
特に症例として多いのがリンパ球と形質細胞が腸の中で過度に浸透するリンパ球性腸炎とプラズマ細胞性腸炎が併発しておこる腸炎なんです。
また、肉牙種性腸炎や好酸球腸炎などの症状が現れやすいと言われています。


愛犬の症状としては、嘔吐をすることや下痢をすることのみの場合と、嘔吐と下痢を併発する場合もあります。
その他に、お腹がグ〜グ〜と鳴ったり、いつもよりも口臭が強くなったり、よく水を飲むようになったり、おしっこの量がいつもより多いように感じたり、普段より元気がないと感じることがあります。
このような症状が周期的におこるようになります。


診断と治療

愛犬に内視鏡を使用して胃や腸の細胞をとって生検をします。また、胃や腸を切開して一部を取り出して調べることもあります。


腸の粘膜の炎症を抑えることが必要なので副腎皮質ステロイド薬の投与が基本的な療法になるとおもわれます。2〜3ヶ月の間は投薬治療を継続します。
再診をして投与期間の延長などを診断します。
3ヶ月〜6ヶ月程度で治療が完了することもありますが、犬の状態によっては生涯を通して治療を続けなければならないこともあります。


実際にこの病気の場合、完治する犬は多くなく、一時的には症状を抑えることができる程度だといわれています。
他の消化器系と同様に食餌療法が必要になります。


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多くの病院で処方するプレドニゾロンを成分にしたステロイド薬

アレルギーや炎症や自己免疫症、湿疹やかぶれなどの皮膚病やアジソン病、バクテリアショックの治療など幅広く用いられている副腎皮質ホルモン剤です。副腎皮質ホルモンとは臓器の副腎から分泌される副腎皮質ステロイドホルモンというホルモンのことで、ステロイドとも呼ばれています。パナフコルテロンはステロイド薬の中でも一番弱い5群に属しています。1日2回、体重1kgに対し2~6mgを経口投与します。

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※為替レートの変動などで掲載している価格は目安として判断してください。
適正な価格は各商品ページでご確認ください。また、パッケージデザインなどの変更があることもご了承ください。


慢性胃腸炎におすすめの療法食

食物有害反応(食物アレルギーまたは食物不耐症)の犬に給与することを目的とした食事療法食です。 特徴は、炎症の管理と皮膚・被毛の栄養補給、ソウ痒性皮膚炎、慢性外耳炎、慢性胃腸炎、慢性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)を考慮した成分含有です。

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