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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬のホルモン性皮膚炎(内分泌性皮膚炎)


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bc36f056.jpeg犬の体内ではいろいろなホルモンが分泌されていて、それぞれが体内の器官や臓器のはたらきを調節しています。
その中でも皮膚や被毛にはたらきかけるホルモンは、発育を促したり春や秋などきまった時期になると毛が抜けかわるように働きかけますが、そのホルモンの分泌量が多過ぎたり少な過ぎたりすると皮膚に炎症をきたすことがあります。


皮膚に影響を与えるホルモンには、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモン、成長ホルモンがあげられますが、これらのホルモンの分泌量の量が増え過ぎたり減りすぎたりすると皮膚に影響をきたします。


被毛は毛胞のはたらきでのび、周期的に活動したり休止したりを繰り返します。
ホルモンの分泌に異常をきたすと毛胞が休んだままの状態になってしまい毛が抜けたままになってしまいます。


病状のチェック

分泌異常をおこしたホルモンの種類によって脱毛する部位が異なります。
副腎皮質ホルモンの分泌量が異常に増えたり、成長ホルモンの分泌量が異常に少なくなった場合には、一般的に胴体の広範囲にわたって脱毛しますが頭部と四肢の被毛は残る症状があらわれます。
さらに副腎皮質ホルモンの分泌量が増えた場合には、犬はよく水を飲むためおしっこの量が増え、よく食べるようになるクッシング症候群の症状がでます。


性ホルモンの分泌量が異常に増えるたり異常に少なかったりすると、生殖器や肛門周辺に脱毛が集中します。
そして発情周期がくるってしまうために繁殖力の低下や発情期間が短くなります。


また、甲状腺ホルモンの分泌量が異常に減ると犬種によっては胴体の左右対称に脱毛する傾向があります。この甲状腺ホルモンの分泌異常がもっとも多い皮膚炎といえます。
甲状腺ホルモンの分泌量が減ると寒さや暑さに対して弱くなり、体も太る傾向があるようです。


診断と治療及び予防

皮膚炎をおこしている部位の観察をして診断します。さらに血液検査をおこない分泌異常の疑われるホルモンの量を測定します。


ホルモン性皮膚炎と診断された場合、ホルモン薬などを投薬します。ただし投薬治療には副作用のおそれがあるため、十分な診断を行って症状に適した薬物の投与が必要になります。


ただし、ホルモン性皮膚炎の場合には薬物を投与してもすぐに効果があらわれることはまれで、数ヶ月間の治療が必要になることがほとんどで、定期的に診断をおこなって根気よく治療を継続する必要があります。





甲状腺機能低下におすすめの薬

甲状腺障害や手術で不足した甲状腺ホルモンを補う甲状腺ホルモン剤です。
甲状腺ホルモンは、体内で細胞の新陳代謝の活発化、交感神経の刺激、成長や発達を促進する重要な働きをしています。甲状腺機能低下症により、甲状腺ホルモ ンを十分に作れなくなり不足すると、全身の代謝が低下していきます。チロノームを服用することで、体の機能に大切な甲状腺ホルモンを補い、成長・発達を促 していきます。体重1kgあたり22mcgを12時間ごとに、経口で与えます。
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