×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
| 犬の白癬（はくせん） |
＜スポンサードリンク＞
円形状の脱毛がおこりやすいことからリングワーム（輪虫）と称されることもあります。
この犬の皮膚病は、主にイヌ小胞子菌というという糸状菌が原因です。その他にも石膏状小胞子菌や毛そう白癬菌の寄生によっておこる皮膚病も同様の皮膚の異常をおこします。
中でも石膏小胞子菌は土の中に生息しているため、土を掘り起こすのが大好きな犬や土の上で生活をしている犬が寄生されやすいので注意が必要です。
また、白癬は本来、猫のかかりやすい病気のため外にいる猫には接触させないように注意をしなくてはいけません。
| 病状のチェック |
犬の白癬になると顔や目のまわり、耳や体の皮膚の柔らかい部分に円形の脱毛がおこります。毛が抜け落ちた後の皮膚にはフケのような細かいかさぶたが付着します。
そのまわりの皮膚を見ると少し赤く腫れていることもあります。また、脱毛した周りの毛もちょっとつまんだだけで抜け落ちやすくなっていたりします。
犬にとっては痛みやかゆみなどはほとんどないのでいつもの生活をしています。
この犬の白癬は、皮膚の抵抗力が弱い子犬や老犬、毛の抜け替わる時期の犬によく見られる症状といえます。
子犬や猫がたくさんいるような場所に預けたり、そのような場所で毛を刈ったり洗ったりして感染するケースが多いようで、その後円形の脱毛がおきたら白癬を疑うことになります。
また、飼い始めたばかりの子犬にこの症状があらわれたら白癬を疑いましょう。
この白癬は人間にも感染します。白癬におかされている犬を触ったり抱いたりして感染するとタムシ状の皮膚炎が生じたり、幼児や子供の頭部の皮膚にはげしい皮膚炎をおこすこともあります。
| 診断と治療 |
皮膚の症状を調べ、白癬を疑うと特有の蛍光色を発する紫外線ランプをあてて皮膚の周囲を観察します。さらに患部の毛を顕微鏡で調べカビの存在を確認します。
白癬と診断された犬は、まず全身の毛を刈り取って原因となるカビを取り除くことから始めます。脱毛をおこしている患部以外の場所にも菌は生息しているため、全身の毛を何度となく刈ることで菌を早期に完全に取り除くことができます。
さらに1週間に1〜2回程度カビを殺す薬を配合した薬浴をおこない、白癬に効く塗り薬や抗生物質の投与をします。
このような治療を1ヶ月以上継続します。途中で治ったと思ってやめてしまうと皮膚や毛根に生き残った菌が再び増殖してしまうことも少なくありません。
白癬に効果のあるおすすめの医薬品
主成分のイトラコナゾールは、抗真菌薬で真菌の成長を妨げる働きがあり、通常数週間続けることで改善が見られますが、改善しても途中で止めずに獣医師の判断を仰ぎながら継続することをおすすめします。
成分：イトラコナゾール メーカー：Actavis
イトラコナゾール 100mg 15カプセル
買えば買うほどお得なセット購入例！
ダスキル（ラミシール）の有効成分テルビナフィンは細菌の繁殖を防ぐ抗真菌剤。爪の水虫や白癬（水虫）、皮膚カンジダ症などの皮膚真菌症の治療に用いられるお薬です。表在性皮膚真菌症、白癬性肉芽腫などの深在性皮膚真菌症の治療に用いられます。
成分：TERBINAFINE(テルビナフィン)250mg メーカー：Novartis
ダスキル 250mg 7錠
買えば買うほどお得なセット購入例！
カビや湿疹など皮膚疾患の治癒をサポートしてくれる100%天然オーガニックのニームオイルで安全です。農 薬、化学薬品等一切入っていない100%天然ニームオイルです。ニームとは、害虫に対して「奇跡の木」としてアメリカや欧州など世界各国で認知されたイン ドセンダンの種子から抽出した液で、200種類以上の害虫に効果があるといわれています。真菌感染、白癬、湿疹の治療補助に役立ちます。
成分：ニームオイル100% メーカー：シナジーラボ
オーガニックニームオイル 118ml
買えば買うほどお得なセット購入例！
※為替レートの変動などで掲載している価格は目安として判断してください。
適正な価格は各商品ページでご確認ください。また、パッケージデザインなどの変更があることもご了承ください。
主な犬の皮膚病
一般的な犬の皮膚病
●部分的に脱毛したり極端に被毛が減る【脱毛症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚が化膿してひどくかゆくなる【膿皮症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚がベトついたり、カサついたりする【脂ろう症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
寄生虫やカビによる皮膚病
●脱毛や赤い発疹ができてひどくかゆい【ノミアレルギー性皮膚炎】‥詳細を見る>>
●ダニの一種の毛包虫が皮脂線に寄生する【毛包虫症（アカラス）】‥詳細を見る>>
●ダニの一種のヒゼンダニが寄生する【疥癬（ヒゼンダニ症）】‥‥‥詳細を見る>>
●大量にフケがでる【ツメダニ皮膚炎（ケイレテイラ皮膚炎）】‥‥‥詳細を見る>>
●人にも感染する病原菌を中間宿主になる【マダニの寄生】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を汚して細菌の感染源になる【ハジラミ皮膚炎】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を食い破って皮下組織を傷つける【ハエウジ症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●水虫の近縁で円形に脱毛して人にも感染する【白癬】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●常在するカビで増殖すると皮膚炎になる【マラセチア】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
アレルギーによる皮膚病
●ひどくかゆがって、やたらと体をかく【アトピー性皮膚炎】‥‥‥‥詳細を見る>>
●食後に短時間のうちに症状がでる【食餌性アレルギー】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●よく触れるものがアレルギーのもとになる【接触性アレルギー】‥‥詳細を見る>>
●鼻や耳が脱毛してかさぶたができる【自己免疫性アレルギー】‥‥‥詳細を見る>>
ホルモン異常による皮膚病
●抜け毛が増えて健康が損なわれて行く【内分泌性皮膚病】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●脱毛して脱毛部分が黒ずんでいく【甲状腺ホルモン異常】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚病におすすめのジェネリック医薬品‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
トップページに戻る>>
PR
ブログ内検索
カテゴリー
スポンサーサイト
ランキング
ブログランキングに参加しています。
できればポチッとクリックしてください。
ブログづくりの励みになります。
よろしくお願いします。
