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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬のノミアレルギー性皮膚炎


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a298ea7b.jpegノミが犬に寄生して、犬の血を吸うときにノミの唾液からアレルギー性の皮膚炎をおこしやすくなります。
これをノミアレルギー性皮膚炎と称し、治療には原因となるノミを犬の生活環境から駆除することが必要になります。


ノミの唾液にはハプテンという部分抗原が含まれていて、犬の皮膚から吸収されアレルギー反応のおこして皮膚炎へと移行します。
犬に寄生するノミはイヌノミとネコノミですが、現状ではネコノミがほとんどといっていいでしょう。


このネコノミは、サナダムシなどのイヌ条虫の中間宿主なので寄生することで、イヌ条虫に寄生される確立が非常に高くなります。
ノミの駆除をしても似た皮膚炎もあるので、皮膚の症状が治らない場合にはノミによる皮膚炎ではない可能性も高いので獣医師の診察を受けることをすすめます。


病状のチェック

ノミによる皮膚病の場合、とくに耳の後ろや背中から腰、尾から肛門や陰部周辺に脱毛やぶつぶつとした赤い発疹が見られます。
かゆみがあるので、犬は患部を引っ掻いたり舐めたりして患部を広げる傾向にあります。


大量のノミに寄生されるとかゆみも倍増して激しくなり、いつもなら寝る時間帯なのに、寝たいのに寝られないといった睡眠不足に陥り、そのストレスが原因で貧血症状をおこすこともあります。


かゆがってやたら舐めたり掻いたりする場合、被毛をかき分けて犬の体表を見てください。すばやく動き回る黒褐色の体長2ミリほどの虫がいれば、それがノミです。
ノミ用のコームなどを使って被毛をチェックすると、ノミと共に0.5ミリほどの白いノミの卵も見つけることができるかもしれません。


診断と治療

ノミによる皮膚炎の判断は、腰から背中にかけて被毛を刈ってみることで、皮膚炎の状態がよくわかるのですが、ほとんどの飼い主がその行為自体を拒みます。
そのため被毛をかき分けてノミが生息しているかを判断するしかありません。


ノミが寄生していると判断できる場合には、ノミアレルギー性皮膚炎であるだろうと判断できます。ノミアレルギー性皮膚炎であれば、まずは根本的な駆除をしなくてはなりません。
現状の生活環境からノミの駆除をする必要があります。


ノミは室内の畳やカーペットなどでも繁殖し、多頭飼いしている犬や猫などにも寄生しているので広範囲にわたって駆除が必要になります。また犬だけでなく人間も刺します。特にひざから下に激しいかゆみをともなう発疹がでます。


ふだんからノミに寄生させないような環境づくりが必要です。ノミの駆除薬には内服薬、滴下剤、浴剤などがありますが、一般的になっているのが滴下剤でしょう。
約30日〜45日おきにノミの発生する時期に行うことをおすすめします。


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