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- 2016.02.17 犬の脳の病気 肝性脳症
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犬の肝性脳症(かんせいのうしょう) |
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血液の中には色々な不純物や毒物などが混じっています。その毒物を肝臓が体内に回らないように濾過しています。
一般的な犬の場合には大きな問題ではないのですが、生まれつき血管の配置は接続部がおかしい犬の場合には、肝臓で濾過されるはずの血液が体内を循環してしまうことがあります。そしてさらに毒物の混じった血液が脳内に入り込んで異常を起こすことがあります。これを肝性脳症といいます。
犬の場合、食べたものが胃から腸に送られ、消化する食べものからカラダに必要な栄養素を腸から吸収します。吸収した栄養素は腸から肝臓へと繋がっている門脈という血管を通り毒物などを取り除いて静脈へと送り込みます。
しかし、生まれつき門脈が肝臓ではなく直接大静脈とつながっていたりすることがあり、毒物であるアンモニアが大量に血液中に混ざりあって脳にまで入り込んでさまざまな異常をおこすことがあるんです。
病状のチェック |
この病気は生まれつき血管配置に異常がある犬がなりやすい病気です。
症状としては、発育不全があり虚弱体質になることがまずあげられます。
食欲がなくなり体重が減ります。腹水がたまったり、嘔吐したりすることもあります。
普段よりも水をたくさん飲むためにおしっこの量も必然的に多くなります。
場合によってはけいれん発作をおこすこともあります。
脳内の毒物が多く溜まってしまうと失明したり、昏睡状態になることもあります。
診断と治療 |
犬の腹部のX線診断をおこなって肝臓の状態(萎縮しているかいないかなど)を調べます。また、造影剤によって門脈の状態を把握する必要があります。
血管異常などは造影される写真に門脈、大静脈、肝臓が同時に造影されるのですぐにわかります。
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