忍者ブログ
HOME Admin Write

犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

選択したカテゴリーの記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

犬の肝性脳症(かんせいのうしょう)


<スポンサードリンク>



inu_nou.jpg血液の中には色々な不純物や毒物などが混じっています。その毒物を肝臓が体内に回らないように濾過しています。


一般的な犬の場合には大きな問題ではないのですが、生まれつき血管の配置は接続部がおかしい犬の場合には、肝臓で濾過されるはずの血液が体内を循環してしまうことがあります。そしてさらに毒物の混じった血液が脳内に入り込んで異常を起こすことがあります。これを肝性脳症といいます。


犬の場合、食べたものが胃から腸に送られ、消化する食べものからカラダに必要な栄養素を腸から吸収します。吸収した栄養素は腸から肝臓へと繋がっている門脈という血管を通り毒物などを取り除いて静脈へと送り込みます。
しかし、生まれつき門脈が肝臓ではなく直接大静脈とつながっていたりすることがあり、毒物であるアンモニアが大量に血液中に混ざりあって脳にまで入り込んでさまざまな異常をおこすことがあるんです。


病状のチェック

この病気は生まれつき血管配置に異常がある犬がなりやすい病気です。
症状としては、発育不全があり虚弱体質になることがまずあげられます。
食欲がなくなり体重が減ります。腹水がたまったり、嘔吐したりすることもあります。


普段よりも水をたくさん飲むためにおしっこの量も必然的に多くなります。
場合によってはけいれん発作をおこすこともあります。
脳内の毒物が多く溜まってしまうと失明したり、昏睡状態になることもあります。


診断と治療

犬の腹部のX線診断をおこなって肝臓の状態(萎縮しているかいないかなど)を調べます。また、造影剤によって門脈の状態を把握する必要があります。
血管異常などは造影される写真に門脈、大静脈、肝臓が同時に造影されるのですぐにわかります。


<スポンサードリンク>



犬の脳の主な病気

口から泡を吹いて倒れる「てんかん発作」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

けいれんをお越し、泡をふく「ジステンパーの障害」‥‥‥‥‥‥詳細を見る>> 

脳が圧迫されてさまざまな神経症状がでる「水頭症」‥‥‥‥‥‥詳細を見る>> 

脳に毒物が入ってしまう「肝性脳症」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

頭を強くぶつけておきる「外傷性の脳障害」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

よろけて動きがぎこちなくなる「小脳障害」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>


犬の神経の主な病気

カラダが麻痺して運動ができなくなる「椎間板ヘル‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

ぐるぐる回って、しまいには倒れてしまう「前庭炎‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

迷走神経に異常がおこり目に異常をきたす「ホーナー症候群」‥‥詳細を見る>>


●絶対おすすめ犬の薬のトップページはこちら ‥‥詳細を見る>>

トップページに戻る>>










PR

ブログ内検索


スポンサーサイト

ランキング

ブログランキングに参加しています。 できればポチッとクリックしてください。 ブログづくりの励みになります。 よろしくお願いします。
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

アクセス解析

Copyright ©  -- 犬の病気 逆引き辞典 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]