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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬の目の病気 ブドウ膜炎(ぶどうまくえん)


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ブドウ膜炎は、犬の目の中に炎症を起こす病気の総称といえるでしょう。人の目の場合には「内眼炎」などとも呼ばれている病気で、原因によっては失明に至る重症になることもある目の病気です。


人と同じように外傷と違ってカラダの中の病気は、なかなか良くならないもので、ブドウ膜炎は数日から数週で完治することは少なく、数ヶ月から数年におよんで病気とつき合っていかなければならないことも少なくない目の病気です。


ブドウ膜炎は、外傷、細菌やウイルスの感染、真菌の感染、さらには角膜炎や結膜炎などによって直接的におこる場合と、アレルギーや中毒などの全身症状のひとつしておこる場合があります。


病状のチェック




ブドウ膜の前部(虹彩、毛様体)に炎症がおこると、目の中の透明な前房と硝子体に炎症性細胞が浸潤するため、霧視(かすみがかかったように見えること)や飛蚊症(虫が飛んでいるように見えること)と羞明感 (まぶしく感じること)、その他、視力低下、眼痛、充血などの症状がみられます。


片眼だけのことも両眼のこともあり、両眼交互に症状が現れることもあります。症状の経過は、だんだん悪くなるものもあれば、一時的に良くなり再びまた悪くなるといった再発・寛解を繰り返すものまでさまざまです。
痛みを伴うため、犬はしきりに目を気にして床にこすりつけたり、前足で目を掻いたりするしぐさを見せます。また、目ヤニや涙が多く出ます。


この病気の原因は、まだはっきりと突き止められていないのが現状のようです。
また、秋田犬の場合、もともと「フォクト-小柳-原田病」という遺伝性の病気を持っていて、このブドウ膜炎になりやすいといわれ、角膜炎や白内障などを併発して目が白く濁ってしまうことがあります。


犬のしぐさや目が濁るような症状があれば、速やかにかかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。


診断と治療

ブドウ膜炎であるのかは、全身の検査や眼の検査を行って原因を調べていきます。
前書したように、角膜炎や結膜炎、ウイルス感染などといった直接的なものが原因なのか、また、アレルギーや中毒などが原因なのかを判断していきます。


原因がはっきりした場合には、その原因となる病気を根本から治療していくことになります。基本的には薬による内科的治療です。
原因が細菌などの病原微生物による場合は、その病原微生物に有効な薬が使用されますが、多くのぶどう膜炎では、原因疾患が分かっても根治療法は困難であり、治療の目的は炎症を抑えて視力障害につながる合併症を予防することになるようです。


ぶどう膜炎の種類や重症度によって治療法や治療の期間は異なりますが、局所療法としては、炎症を抑えるための副腎皮質ステロイド点眼薬と炎症により茶目(虹彩)が黒目(水晶体)に癒着し瞳が不整円となる虹彩後癒着を予防する散瞳薬点眼が処方されます。
目やにが多く出る場合には、抗生物質を入れた洗眼用点眼液などを処方します。


目の痛みが強い場合には、犬が自分の目を傷つけないように、エリザベスカラーを着けたり、前足に包帯や靴下を巻いて目の保護を施します。





犬のブドウ膜炎におすすめの医薬品


ステロイド製剤(合成副腎皮質ホルモン)で、目のいろいろな炎症を抑えます。
抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、目のいろいろな炎症を抑えます。通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの目の炎症の治療に用います。
有効成分:Fluorometholone Acetate (フルオロメトロン) 0.1% メーカー:Alcon-Laboratories


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犬がかかりやすい主な目の病気

角膜と結膜の病気
●角膜に炎症が生じてはげしく痛む【角膜炎】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●角膜の傷口から眼球の内容物が飛び出す【角膜裂傷】‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●目の病気の中では一番多い結膜に炎症をおこす【結膜炎】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●目が乾いて角膜と結膜に炎症をおこす【乾性角結膜炎】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

まぶたと涙器の病気
●まぶたや周辺が赤く腫れ、放置すると慢性化する【眼瞼炎】‥‥‥‥詳細を見る>>
●まぶたが内側にめくれて二次的病気を誘発する【眼瞼内反症】‥‥‥詳細を見る>>
●まぶたが外側にめくれて目の炎症や潰瘍をおこす【眼瞼外反症】‥‥詳細を見る>>
●つねに涙があふれて目の周りが汚れてしまう【流涙症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●第三眼瞼腺が赤く腫れて飛び出してしまう【チェリーアイ】‥‥‥‥詳細を見る>>

眼球の病気
●眼球がまぶたの外に飛び出してしまう【眼球の脱出】‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●眼球が出血して真っ赤になる【前房出血】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●虹彩と毛様体に炎症がおこり眼球がにごる【ブドウ膜炎】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●視野が狭くなり、進行すると失明するとこもある【緑内障】‥‥‥‥詳細を見る>>
●水晶体が白く濁って視力が低下、失明することもある【白内障】‥‥詳細を見る>>
●事故や病気が原因で網膜が眼底からはがれる【網膜剥離】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

犬の目の病気におすすめのジェネリック医薬品‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>


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