犬の泌尿器の病気 腎結石（じんけっせき）

犬の腎結石（じんけっせき）

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犬の尿路に結石ができる病気『尿路結石』のひとつで、腎盂（じんう）部に結石ができるのが腎結石です。


犬の尿の中にはさまざまな物質が高濃度で含まれています。
ふつうは尿路の粘膜が常に保護コロイドと呼ばれる物質を分泌して、粘膜を傷つけやすい物質を包み込んで外へ排出して、尿路を守っています。しかし何らかの理由でコロイドの分泌が乱れてしまい尿路の粘膜を正常に守る事ができない場合に、さまざまな物質（代謝産物）が結晶化して結石になりやすくなります。

とくに尿路感染症になると、結石ができやすくなるといわれています。

病状のチェック

小さな結石の場合にはあまり症状として目立ったものはありませんが、尿路感染症などが疑われる犬の場合、病気が進行すると腎臓の中のネフロンが2/3以上もだめになってしまうこともあり、腎不全の症状があらわれます。

さらに、進行するとおしっこに微量の血液が混じります。

診断と治療および予防法

犬の結石と診断するには、ほとんどの獣医がX線投影で判断します。造影などの特殊な撮影を用いる事もまれにはありますが、ほとんどがX線投影で容易に見つけ出すことができるようです。
また、尿検査や血液検査など、病気の経過状況の把握や再発防止のためにすることもあります。


犬の結石の場合、外科的手術をして取り出すことがほとんどですが、結石が両方の腎盂にあるのか片方だけなのか、また、腎不全になっているかいないかで手術の方法なども変わってくるので重要です。
また、再発を防ぐために感染症の有無を調べて治療を行います。

予防法としては尿のpHやミネラルのコントロールなどをした食事療法をして再発を防ぐようにします。


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尿路結石におすすめの犬の薬

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犬や猫などの動物専用、尿路感染症を治療する薬です。
日本では「バイトリル」という製品名で処方される動物用尿路感染症治療薬です。グラム陽性菌やグラム陰性菌などの幅広い細菌に対し、強い殺菌力を示します。グラム陽性菌やグラム陰性菌などの幅広い細菌に対し、強い殺菌力を示します。1日1回体重1kg当たりエンロフロキサシンとして5〜10mgの量を経口投与します。
主成分：エンロフロキサシン　メーカー：バイエル(Bayer)

バイロシン（海外版バイトリル）150mg　100錠

うさパラ価格 5,502円 ‥‥詳細を見る>>

尿酸の生合成をおさえ、体内の尿酸を減らします。
有効成分アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼ阻害剤として知られ、尿酸の生合成をおさえ体内の尿酸を減らす作用がある尿酸降下薬です。尿酸塩膀胱結石の再発予防や、リーシュマニア（犬リーシュマニア）による重度の感染に対する薬として用いられています。
主成分：アロプリノール　メーカー：Glaxo smith kline

ザイロリック(Zyloric)100mg　100錠

うさパラ価格 3,157円 ‥‥詳細を見る>>

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