×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
犬の耳の病気 犬の耳血腫(じけっしゅ) |
耳のケガなどによって、耳介(じかい)部分の皮膚と軟骨の間に血液や体内に存在する薄く黄味がかった漿液(しょうえき)が溜まって腫れあがる症状を耳血腫といいます。
一般的には耳の打撲や他の犬とケンカをして耳を噛まれた傷、耳を後ろ足で掻いた際に爪によって損傷するなどがもとになり、耳たぶ部分(耳介)に血液や漿液が溜まってしまうことがあります。打撲や損傷からではなく、免疫の異常によって血管からもれた液がたまることもあります。
病状のチェック |
耳介がぶくれて腫れ上がり、手で触れるとやや熱をおびています。また、軽い痛みをともなうことも少なくないので、耳を触られるのをイヤがります。
大抵の場合は、損傷した耳が腫れることが多いのですが、まれに両耳に同時に症状があらわれるケースもあるようです。
液の容量にもよりますが、気にならない程度の腫れであれば、しばらく様子を見てみましょう。液が溜まらないようになれば、多くの場合は腫れた部分がしわしわになって縮んで収束します。
大きく目立つように腫れ上がっている場合は、獣医によって治療されることをおすすめします。多くは自然に治癒しますが、大きい腫れの場合は治癒後の外観があまりキレイとはいえないからです。
診断と治療及び予防 |
犬の耳介の見た目と触診によって耳血腫の有無を判断します。
耳血腫の場合には、患部に注射針を刺して血液や漿液を穿刺(せんし)します。吸い取りにくい部位の場合には、患部を切開して液を取り除きます。
施術後は、患部を圧迫するように包帯で巻いて液がふたたび出てくるのを防ぎます。止血剤や抗生物質、炎症をおさえるための副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)などを患部に注入しますy。
飼い主は、犬が耳をかくのを防ぐために傷口が閉じるまで、エリザベスカラーなどをして患部を守ってください。
犬がかかりやすい主な耳の病気
●外傷がもとんあって耳が腫れる【耳血腫】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●耳あかがたまって「かゆみ」がでる【外耳炎】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●外耳炎の炎症がひろがって音が聞こえにくくなる【中耳炎】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●内耳の神経が炎症をおこし歩けなくなる【内耳炎】‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●耳の中に異物がはいりこむ【外耳道に異物】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●しきりに耳をかき、頭を良く振る【耳疥癬】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●耳の中にイボ状のものができる【耳の腫瘍】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●犬の耳の病気におすすめのジェネリック医薬品‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
トップページに戻る>>
PR