×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
犬の皮膚の病気 犬のアトピー性皮膚炎 |
<スポンサードリンク>
大部分の犬には何でもないものでも、ある特定のものを口や鼻から吸い込んだり、食べたりあるいは接触したりすることでアレルギー反応をおこすことがあります。
人間と同様に犬もアレルギーになるんです。
犬のアトピー性皮膚炎は、犬の皮膚病疾患の中でも多く見られる症状のひとつです。
元来、アレルギーは体に害のある物質などを取り除くために働く免疫が、害を与えることのないものに対して過剰に反応してしまうためにおこります。
犬がアレルゲンを吸い込むと体内で免疫物質グロブリンが作られます。このグロブリンが皮膚と反応して炎症をおこす物質を大量につくりだすことで、皮膚がかゆくなったりする炎症をおこします。
アレルギーをおこす原因となる物質(アレルゲン)には、ほこりやダニ、カビや花粉などを吸い込むことで免疫機能が過剰に反応してしまうためにおこってしまう病気で、生まれつきアトピー性皮膚炎になりやすい遺伝要因と、肌の潤いを保つ皮膚のバリア機能が弱い体質のバリア機能不全という2つの要因からおこります。
遺伝的に皮膚炎になりやすい遺伝要因からアトピー性皮膚炎になりやすい犬種の代表格に柴犬やシーズーなどがあげられます。
また、アトピー性皮膚炎の発症年齢は75%が生後6ヶ月から3歳まで、約85%が5歳以下の犬に発症します。
病状のチェック |
犬耳や目の周りなどの顔面、足先、ワキ、関節の内側、鼠蹊部(四肢の付け根の内側)、お腹など皮膚の薄いところに皮膚炎をおこしてひどいかゆみをともなうため、犬はその部分をしきりに舐めたりかいたりします。
アトピー性皮膚炎は、季節的に発症してかゆみをともないますが、しばしば慢性化して一年中かゆがるようになって、舐めたりかいたりすることでできる掻破痕(そうはこん)や赤斑(こうはん)、色素沈着や脱毛など皮膚が傷ついたりただれたりします。
なかなか完治することが難しくなるため、治ったからといって放置しておくと必ず再発してしまうやっかいな皮膚病なんです。
診断と治療 |
診断にはかゆみがあるからといってアトピー性皮膚炎とは限りません。ダニや細菌の感染、皮膚の乾燥からおきるかゆみ、肝臓や腎臓などの内蔵の病気でおこるかゆみなどを見分ける必要があります。
アトピー性皮膚炎をおこす犬は、膿皮症やマラセチア症、疥癬やノミ似よるアレルギー皮膚炎などを併発しやすいため、それらの治療もおこなうことになります。アレルギーがおこりやすくなる要因などをとりのぞくことでアトピーが発症しにくくなり、症状が急速に軽くなることが考えられるからです。
治療法としては炎症やかゆみを軽減するために、副腎皮質ホルモン薬や坑ヒスタミン剤などを使用した薬物療法がメインになります。また症状によってはアレルゲンとなるものを洗い落として保湿剤などを使用して皮膚の乾燥を防ぐことも必要になります。
室内で飼っている場合には、ほこりやノミ、ダニなどアトピーの原因となるもを少しでも減らすために頻繁に掃除をおこないましょう。また、普段よりも多くシャンプーしてあげることもアトピーの軽減に有効です。
アトピー性皮膚炎に効果のあるおすすめの医薬品
アトピカは犬アトピー性皮膚炎、激しい乾癬に悩む犬に経口で与える医薬品です。
主成分のシクロスポリンは、高ぶった免疫の働きを抑制する免疫抑制剤で、免疫を担当するリンパ球の働きを強力に抑制する作用があります。犬アトピー性皮膚炎、激しい乾癬(カンセン)、腎炎症候群を含む様々な自己免疫疾患に有効です 。食べ物はなしで、食事の2時間前か後に経口投与してください。通常4週間以内くらいはアトピカを毎日一度使用してください。一日おきにアトピカを与えることもできます。アトピーの兆候が軽減されてきた場合には、 3~4日間毎に与えるようにしてもいいでしょう。
成分:シクロスポリン メーカー:ノバルティス
アトピカ(Atopica)15カプセル
動物医薬品のアトピー性皮膚炎症状を緩和する「アトピカ(Atopica)」と同主成分シクロスポリン配合のジェネリック免疫抑制剤です。
主成分のシクロスポリンは、高ぶった免疫の働きを抑制する免疫抑制剤で、免疫を担当するリンパ球の働きを強力に抑制する作用があります。主成分となるシクロスポリンは、世界で初めて臨床応用された免疫抑制剤で、人のアトピー治療薬として1987年から使用されており、日本では犬用のアトピー薬として2006年から使用開始されました。
成分:シクロスポリン メーカー:Biocon Biopharmaceuticals (バイオコン)
シクロフィルミー(CYCLOPHIL ME)30錠
アトピー性皮膚炎症状を緩和する「アトピカ(Atopica)」のジェネリック免疫抑制剤です。
主成分のシクロスポリンは、高ぶった免疫の働きを抑制する免疫抑制剤で、免疫を担当するリンパ球の働きを強力に抑制する作用があります。主成分となるシクロスポリンは、世界で初めて臨床応用された免疫抑制剤で、人のアトピー治療薬として1987年から使用されており、日本では犬用のアトピー薬として 2006年から使用開始されました。
成分:シクロスポリン メーカー:cipla (シプラ)
アトペックス(Atopex)10錠
※為替レートの変動などで掲載している価格は目安として判断してください。
適正な価格は各商品ページでご確認ください。また、パッケージデザインなどの変更があることもご了承ください。
主な犬の皮膚病
一般的な犬の皮膚病
●部分的に脱毛したり極端に被毛が減る【脱毛症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚が化膿してひどくかゆくなる【膿皮症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚がベトついたり、カサついたりする【脂ろう症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
寄生虫やカビによる皮膚病
●脱毛や赤い発疹ができてひどくかゆい【ノミアレルギー性皮膚炎】‥詳細を見る>>
●ダニの一種の毛包虫が皮脂線に寄生する【毛包虫症(アカラス)】‥詳細を見る>>
●ダニの一種のヒゼンダニが寄生する【疥癬(ヒゼンダニ症)】‥‥‥詳細を見る>>
●大量にフケがでる【ツメダニ皮膚炎(ケイレテイラ皮膚炎)】‥‥‥詳細を見る>>
●人にも感染する病原菌を中間宿主になる【マダニの寄生】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を汚して細菌の感染源になる【ハジラミ皮膚炎】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を食い破って皮下組織を傷つける【ハエウジ症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●水虫の近縁で円形に脱毛して人にも感染する【白癬】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●常在するカビで増殖すると皮膚炎になる【マラセチア】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
アレルギーによる皮膚病
●ひどくかゆがって、やたらと体をかく【アトピー性皮膚炎】‥‥‥‥詳細を見る>>
●食後に短時間のうちに症状がでる【食餌性アレルギー】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●よく触れるものがアレルギーのもとになる【接触性アレルギー】‥‥詳細を見る>>
●鼻や耳が脱毛してかさぶたができる【自己免疫性アレルギー】‥‥‥詳細を見る>>
ホルモン異常による皮膚病
●抜け毛が増えて健康が損なわれて行く【内分泌性皮膚病】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●脱毛して脱毛部分が黒ずんでいく【甲状腺ホルモン異常】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚病におすすめのジェネリック医薬品‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
トップページに戻る>>
PR