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犬の狂犬病 |
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犬の感染病の中で狂犬病は、致死率100%のもっとも怖い人間にも感染するウイルス感染症です。
日本では、幸いなことに犬の登録や予防接種などが行き渡っているために1957年以降の発症の履歴はありません。
しかし、世界を見ると毎年約5万人の死者を出している恐ろしい病気なんです。
狂犬病として記録に残っているぜ依存者はわずかに6人で、そのうち5人は発症する前にワクチン接種を受けていたそうです。
一番新しい情報では、2008年10月にブラジルで16歳の少年が狂犬病の症状で、歩行困難と発語困難に陥って、その後回復したのが最後らしい。
狂犬病ウイルスは、発症している犬の唾液に含まれ噛みキズなどを通じてウイルスが体内に感染します。狂犬病ウイルスは犬だけではなく、人間を含め全ての動物に感染すつたちの悪いウイルスと言えます。
病状のチェック |
狂犬病ウイルスに犯されている犬に噛まれたりすると、一般的に2〜6週間の洗浄期間を経て発症します。
発症すると病状としては、狂躁(きょうそう)型と沈鬱(まひ)型の2つに分けられます。
狂躁型は、凶暴性をおびて動くものに対して攻撃して噛む姿勢をとります。狂犬病の典型的な症状といえ8割程度が狂躁型といわれています。
発症後、数日間は挙動の不安や食欲不振などがみられます。その後、犬は狂乱状態になり、異常に吠えたり、徘徊したり、今までになく凶暴になりみさかえなく攻撃をして噛みつくようになります。
口をたえず開いてよだれを垂らし、顔つきがするどく攻撃的になります。その症状が3〜4日間続きます。
その後、沈鬱型の症状へと以降して犬は口を大きく開けて大量のよだれを垂らすようになります。立つことも困難になり衰弱していき、5〜7日後には死に至ります。
まれに、狂躁型ではなくいきなり沈鬱型の症状が現れる場合には、早い場合で1日、一般的には2〜4日で死に至ります。
診断と治療・予防法 |
狂犬病の犬の場合、凶暴で噛まれる危険性があるため確定診断は非常に難しいのが現状です。実際に例がないため、もしもという判断基準になってしまいがちです。
では、実際に狂犬病と認識された場合には、獣医師はまず隔離して興奮状態と凶暴性などをそのまま放置して観察するしか手だてがありません。3週間以上隔離して病状が進行していなければ狂犬病ではないと判断します。
狂躁型の時期を過ぎて麻痺が現れたと判断した時に、飼い主と相談をして安楽死させることになります。
残念ながら狂犬病の治療法は確立されていません。そのため獣医師は治療をすることができず安楽死を選びます。
予防法としては、日本では狂犬病予防に対して進んだ状態で、生後3ヶ月以上の犬に対して、行政機関が必ず登録するように促し、毎年春には狂犬病ワクチンの予防接種を受けるように義務づけています。
狂犬病にならないためにも、飼い主はこの狂犬病予防接種は受けるようにしてください。
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