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- 2016.03.23 犬の皮膚の病気 自己免疫性皮膚疾患(犬の天疱瘡)てんぼうそう
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自己免疫性皮膚疾患(犬の天疱瘡)てんぼうそう |
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犬の皮膚病の中でもよくみられるのが天疱瘡(てんぼうそう)です。
犬や人間は、体を外敵から守るために免疫がはたらいて体内に侵入してきた有害なものに攻撃をかけて体内から排除しようとします。
体の成分と反応する物質(抗体)を皮膚の表面に作って皮膚を攻撃します。
そのため、細胞と細胞をつないでいる物質がこわれ細胞がばらばらになってしまい皮膚に異常がおこります。
春や夏の日差しの強い時期にあらわれることが多く、紫外線に弱い白い毛の犬によくみられる症状のようです。
しかしその免疫が何らかの異常をきたし、自分の体を間違えて攻撃してしまうのがこの天疱瘡です。古くから人間の皮膚病として知られてきましたが、1970年代に犬にも同様の疾患が確認されました。
今では落葉状、赤斑性、尋常性、増殖性の4つに分類され、中でも尋常性天疱瘡は死に至る恐ろしい病気です。
病状のチェック |
発生頻度では落葉状天疱瘡が最もポピュラーな犬の自己免疫疾患です。
天疱瘡になると鼻筋の毛が抜けて皮膚に小さな水疱ができるためジュクジュクした感じになり、かさぶた状になります。
病状はさらに目の周りや口の周り、耳、四肢、肛門、陰部や陰嚢などの皮膚の柔らかい部位へと徐々に広がることが多いようです。
かゆみなどはあまりありませんが、かさぶた状になった皮膚がはがれた場所は化膿して痛みを伴うことも少なくありません。
診断と治療及び予防 |
天疱瘡の多くが診断も治療も難しいのが現状です。
犬の病状と経過観察、皮膚の組織検査などをおこない診断しますが、獣医師によって検査の条件などによっては結果もかなり異なることも多いようです。
治療法としては一般的に投薬治療が主になります。副腎皮質ホルモン薬、漢方薬、ビタミン剤、免疫抑制剤などを数種類併用して治療をおこないます。
また、強い紫外線を極力さけることも必要になります。
アレルギーの一種ですから治療には根気がいる病気ですから、獣医師の指示に従って治療をねばりづよく進めて行くことになります。
犬の天疱瘡におすすめの医薬品
天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)、円形脱毛症、頭部の皮膚疾患(湿疹・皮膚炎群,乾癬)や虫さされなどの感染症の原因となる細菌に対して殺菌作用を示します。
虫さされ、湿疹、皮膚炎群、痒疹群、じん麻疹様苔癬、乾癬、薬疹、中毒疹、類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)、円形脱毛症、頭部の皮膚疾患 (湿疹・皮膚炎群,乾癬)、慢性円板状エリテマトーデス、扁平紅色苔癬、紅皮症、肥厚性瘢痕・ケロイド、アミロイド苔癬にご使用いただけます。 また、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創、びらん・潰瘍などの二次感染にご使用ください。1日1~数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付してください。
成分:Oxytetracycline 5mg/g メーカー:Pfizer(ファイザー)
テラマイシン(Terramycin) 3.5g
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