選択したカテゴリーの記事一覧
- 2024.11.23 [PR]
- 2016.03.23 犬の皮膚の病気 犬のホルモン性皮膚炎(内分泌性皮膚炎)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
犬のホルモン性皮膚炎(内分泌性皮膚炎) |
<スポンサードリンク>
犬の体内ではいろいろなホルモンが分泌されていて、それぞれが体内の器官や臓器のはたらきを調節しています。
その中でも皮膚や被毛にはたらきかけるホルモンは、発育を促したり春や秋などきまった時期になると毛が抜けかわるように働きかけますが、そのホルモンの分泌量が多過ぎたり少な過ぎたりすると皮膚に炎症をきたすことがあります。
皮膚に影響を与えるホルモンには、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモン、成長ホルモンがあげられますが、これらのホルモンの分泌量の量が増え過ぎたり減りすぎたりすると皮膚に影響をきたします。
被毛は毛胞のはたらきでのび、周期的に活動したり休止したりを繰り返します。
ホルモンの分泌に異常をきたすと毛胞が休んだままの状態になってしまい毛が抜けたままになってしまいます。
病状のチェック |
分泌異常をおこしたホルモンの種類によって脱毛する部位が異なります。
副腎皮質ホルモンの分泌量が異常に増えたり、成長ホルモンの分泌量が異常に少なくなった場合には、一般的に胴体の広範囲にわたって脱毛しますが頭部と四肢の被毛は残る症状があらわれます。
さらに副腎皮質ホルモンの分泌量が増えた場合には、犬はよく水を飲むためおしっこの量が増え、よく食べるようになるクッシング症候群の症状がでます。
性ホルモンの分泌量が異常に増えるたり異常に少なかったりすると、生殖器や肛門周辺に脱毛が集中します。
そして発情周期がくるってしまうために繁殖力の低下や発情期間が短くなります。
また、甲状腺ホルモンの分泌量が異常に減ると犬種によっては胴体の左右対称に脱毛する傾向があります。この甲状腺ホルモンの分泌異常がもっとも多い皮膚炎といえます。
甲状腺ホルモンの分泌量が減ると寒さや暑さに対して弱くなり、体も太る傾向があるようです。
診断と治療及び予防 |
皮膚炎をおこしている部位の観察をして診断します。さらに血液検査をおこない分泌異常の疑われるホルモンの量を測定します。
ホルモン性皮膚炎と診断された場合、ホルモン薬などを投薬します。ただし投薬治療には副作用のおそれがあるため、十分な診断を行って症状に適した薬物の投与が必要になります。
ただし、ホルモン性皮膚炎の場合には薬物を投与してもすぐに効果があらわれることはまれで、数ヶ月間の治療が必要になることがほとんどで、定期的に診断をおこなって根気よく治療を継続する必要があります。
甲状腺機能低下におすすめの薬
甲状腺障害や手術で不足した甲状腺ホルモンを補う甲状腺ホルモン剤です。
甲状腺ホルモンは、体内で細胞の新陳代謝の活発化、交感神経の刺激、成長や発達を促進する重要な働きをしています。甲状腺機能低下症により、甲状腺ホルモ ンを十分に作れなくなり不足すると、全身の代謝が低下していきます。チロノームを服用することで、体の機能に大切な甲状腺ホルモンを補い、成長・発達を促 していきます。体重1kgあたり22mcgを12時間ごとに、経口で与えます。
成分:Thyroxine(チロキンシン) メーカー:Abbott Healthcare(アボットヘルスケア)
チロノーム(Thyronorm) 100錠
※為替レートの変動などで掲載している価格は目安として判断してください。
適正な価格は各商品ページでご確認ください。また、パッケージデザインなどの変更があることもご了承ください。
主な犬の皮膚病
一般的な犬の皮膚病
●部分的に脱毛したり極端に被毛が減る【脱毛症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚が化膿してひどくかゆくなる【膿皮症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚がベトついたり、カサついたりする【脂ろう症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
寄生虫やカビによる皮膚病
●脱毛や赤い発疹ができてひどくかゆい【ノミアレルギー性皮膚炎】‥詳細を見る>>
●ダニの一種の毛包虫が皮脂線に寄生する【毛包虫症(アカラス)】‥詳細を見る>>
●ダニの一種のヒゼンダニが寄生する【疥癬(ヒゼンダニ症)】‥‥‥詳細を見る>>
●大量にフケがでる【ツメダニ皮膚炎(ケイレテイラ皮膚炎)】‥‥‥詳細を見る>>
●人にも感染する病原菌を中間宿主になる【マダニの寄生】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を汚して細菌の感染源になる【ハジラミ皮膚炎】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を食い破って皮下組織を傷つける【ハエウジ症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●水虫の近縁で円形に脱毛して人にも感染する【白癬】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●常在するカビで増殖すると皮膚炎になる【マラセチア】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
アレルギーによる皮膚病
●ひどくかゆがって、やたらと体をかく【アトピー性皮膚炎】‥‥‥‥詳細を見る>>
●食後に短時間のうちに症状がでる【食餌性アレルギー】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●よく触れるものがアレルギーのもとになる【接触性アレルギー】‥‥詳細を見る>>
●鼻や耳が脱毛してかさぶたができる【自己免疫性アレルギー】‥‥‥詳細を見る>>
ホルモン異常による皮膚病
●抜け毛が増えて健康が損なわれて行く【内分泌性皮膚病】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●脱毛して脱毛部分が黒ずんでいく【甲状腺ホルモン異常】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚病におすすめのジェネリック医薬品‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
トップページに戻る>>
PR