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- 2016.02.19 犬の血液の病気 溶血性貧血
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犬の溶血性貧血(ようけつせいひんけつ) |
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犬は本来自分の体を守るために働くはずの免疫機能が、自分の血液中にある赤血球を攻撃して減少させてしまうためにおこる貧血です。
正式な名称は「自己免疫性溶血性貧血」といいます。
未だに直接の原因が究明されていない病気ですが、下界から体内に入り込もうとする異物に対して、犬は自分の体を守ろうとする免疫の働きを自分の体が不利益になるように働いてしまうために起こります。
溶血とは体内で赤血球が壊れて溶けてしまうことをいいます。
この病気はその溶血が一度に大量におこなわれるため、犬の体内で赤血球を作るのが間に合わずに貧血をおこし、さらにいろいろな症状が出てきます。
病状のチェック |
この溶血性貧血とう病気は急に発症することが多いのが特徴の病気です。
愛犬は急に元気がなくなり、運動が好きだった犬も運動をするのをいやがるようになります。食欲が低下して吐き気を催すこともあります。
貧血が重くなると、少しの運動や歩行をしただけでも呼吸が荒くなったりします。
愛犬の目の結膜や歯肉部分が健康時にピンク色とは違って白っぽくなっていきます。さらに黄疸などを併発していると白ではなく黄色っぽい白色に変わります。
おしっこの色も濃くなり、さらには血が混じったような赤茶色になることもあります。
診断と治療 |
目の結膜や歯肉、さらには皮膚の色などの診察を行い貧血状態を判断します。
さらに黄疸を併発している場合は結膜部分を注意深く観察することでわかります。
愛犬の尿検査をすればさらに壊れた赤血球の痕跡が見つかります。
溶血性貧血を疑う場合は、血液検査をおこなって貧血や黄疸の度合いを調べる必要があります。また、血液中の赤血球に抗体があるかを調べる特殊な検査をすることもあります。
貧血の症状が完全になくなるまで数週間は内科療法を続けておこないます。
貧血がひどく重症の犬の場合には輸血をします。
内科療法を行う事で早めに効果があらわれれば、回復は徐々に解放に向かいます。
しかし、数週間の療法でもなかなか改善されない犬の場合は治療の効果が望めないというケースもあります。
◆犬の血液型と輸血について 人間に4種類の血液型があるように、犬にも血液型があります。 その型はなんと13種類以上もあるとされていて、日本の獣医の基本では9種類に分類しています。 大ケガをした時に外科手術が必要になり、その時に輸血を必要とすることも多いです。獣医師は輸血前に犬の血液型を調べることはほとんどしません。 それは犬の保存血液が人間のように保存されているものが少ないからで、異なった型の血液を輸血したとしても重大な問題が起こることがまれだからなんです。 ただし、血液型の適合が事前に必要な場合もあります。 それは、過去に輸血をしている場合と妊娠の経験がある場合です。 輸血が必要になる際には、獣医師に病歴や妊娠歴を明確に伝えましょう。 |
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