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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬の脱毛症(だつもうしょう)


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24ef7f37.jpeg犬の脱毛症は、生理的なものと病的なものに分類されます。
生理的な脱毛は、春先から夏にかけての季節の変わり目に一般的にはおこなわれます。冬毛から夏毛に変わるなどといいますが、室内犬などは冬場の暖房環境によって脱毛が始まることもあります。


温かい時期には生え変わる上毛と呼ばれる丈夫な被毛によって体をまもりますが、秋から冬になって気候が寒くなると、上毛の下からやわらかな下毛が加わって体温の放出をしないように体温調節を助けるはたらきがあります。その下毛が温かくなると自然に大量に抜け落ちます。


病的な脱毛は、アレルギーや内分泌障害、寄生虫や真菌、細菌による感染症がおもな原因です。病的な脱毛は毛の根元部分にある毛包がおかされてしまい毛が抜けます。さらにかゆみをともなうために犬はカラダをかいたり、舐めたりします。
内分泌性の脱毛は、かゆみをともなうことなくホルモンの分泌異常によって毛包の活動がとまって脱毛します。


病状のチェック

病的脱毛は、部分的に脱毛しやすく、地肌が見えるようになるおともあります。
被毛をかき分けて地肌を見ると赤く発疹ができていたり、色素が集まって黒ずんでいることもあります。病状によって強いかゆみをともなうため犬は大きなストレスをかかえることになります。


特に、毛が抜けかわることがないプードル、ビション・フリーゼ、ヨークシャー・テリアなどに被毛が大量に抜けるようなことがあれば、あきらかに病気を疑いましょう。


診断と治療

脱毛が生理的なものなのか、病的なものなのかを犬の環境や脱毛量、他の病状などから判断します。病的な脱毛と診断した場合には、まず細菌などに感染していないかを調べます。血液中のホルモン量の検査をおこない、皮膚や毛根の状態を調べて原因をつきとめるようにします。


皮膚の一部分の組織をとって顕微鏡で検査をすることも診断の上で役にたつこともあります。
感染症による脱毛であれば、細菌や寄生虫を駆除することからはじめます。投薬や塗り薬の投与によって感染源が取り除かれれば、2〜3週間も経過すれば毛が再び生えてきます。


ホルモン性の脱毛であれば、ホルモン薬の投与などを行いますが毛が生えてくるまでに時間がかかり、根気よく治療を進めていきます。早ければ1ヶ月くらいで生えはじめることもあります。通常被毛がもとの状態に戻ったとしても、投薬はそのまま続ける必要があるでしょう。





主な犬の皮膚病


一般的な犬の皮膚病
●部分的に脱毛したり極端に被毛が減る【脱毛症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚が化膿してひどくかゆくなる【膿皮症】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚がベトついたり、カサついたりする【脂ろう症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

寄生虫やカビによる皮膚病
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●ダニの一種の毛包虫が皮脂線に寄生する【毛包虫症(アカラス)】詳細を見る>>
●ダニの一種のヒゼンダニが寄生する【疥癬(ヒゼンダニ症)】‥‥‥詳細を見る>>
●大量にフケがでる【ツメダニ皮膚炎(ケイレテイラ皮膚炎)】‥‥‥詳細を見る>>
●人にも感染する病原菌を中間宿主になる【マダニの寄生】‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を汚して細菌の感染源になる【ハジラミ皮膚炎】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●皮膚を食い破って皮下組織を傷つける【ハエウジ症】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●水虫の近縁で円形に脱毛して人にも感染する【白癬】‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●常在するカビで増殖すると皮膚炎になる【マラセチア】‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>

アレルギーによる皮膚病
●ひどくかゆがって、やたらと体をかく【アトピー性皮膚炎】‥‥‥‥詳細を見る>>
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ホルモン異常による皮膚病
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