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犬の病気 逆引き辞典

愛犬の様子がなんだか変?病気になっているんじゃないか?そんな心配を愛犬の症状で、どんな病気になりやすいのかを知る事ができるサイトとして立ち上げました。

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犬の糖尿病


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2c2c2504.jpeg人間と同じように犬の糖尿病も何らかの原因で、体内で生成するインスリンが足りなくなって細胞が糖分を吸収しずらくなり、カラダのあらゆる部分に変化をもたらして体調不良を引き起こす病気です。
糖尿病になると、必ずといっていいほど尿の中から糖分が見つかります。


犬の糖尿病の割合は200頭に1頭程度で、大部分が6歳以上の犬に現れる病気です。
また、高齢犬や老犬になれば発生率も高くなり、メスの発生率がオスと比べて4.5倍と高く、発情期の後期に多く発症するようです。


犬種別では、ダックスフンドやプードル、テリア種、ゴールデン・レトリーバーやシェパードなどによく発症するデータがあります。
原因のひとつに太り過ぎがあります。糖尿病のタイプによっては、体重を減らすことで症状が消えてしまうということもわかっています。


糖尿病をそのまま放置すると糖尿病性ケトアシドーシスに進行して命にかかわる恐ろしい病気になります。


病状のチェック

犬が糖尿病になると、細胞に糖分を吸収しなくなるため血液中に糖分が増えてしまい腎臓が処理しきれないために尿の中に捨てられます。そのために尿がいちじるしく増加するため、のどが乾き大量に水を飲むようになります。その分の尿の量も普段よりも増えます。


いくらたくさん飲んでも水分補給が尿の排出に追いつかずに脱水症状をおこすこともあります。同じように、たくさん食べても体重は減ってしまいます。
肝臓が膨らむためにお腹が大きくなることもあります。
症状が進むにつれ白内障がおこりやすくなります。


診断と治療、予防法

肥満などの外見から判断して、通常ならば血糖値の検査をします。
血糖値は正常ならば60〜100ですが、何回か繰り返して調べても数値が150以上を示すようであれば糖尿病と診断します。


治療法はインスリンの投与と食餌療法をおこなっていきます。インスリンは獣医の指示に従って飼い主が毎日皮下注射することになります。
一般的に注射をしてから約3時間後に作用がではじめ、8〜12時間後には血液中のインスリン濃度がもっとも高くなります。その効果は18〜24時間程度持続します。


インスリン注射の注意点として、インスリンは血糖値を下げるため低血糖症になるケースがあることです。低血糖症になると衰弱して無気力になったり、意識を失ったり、けいれんをおこしたりします。
このような症状があらわれるようであれば、直ちに糖分を含んだハチミツ(なければ濃い砂糖水)などを口に流し込みます。けいれんなどを起こしている場合には、口を開けられないこともあるので口のほほの部分の粘膜にハチミツなどを擦り込みます。
獣医師に連絡をするのは当然ですが、その前に上記の作業は飼い主が必ずしてあげましょう。時間が経てばたつほど症状は悪化してしまうからです。


予防法としては、ふだんから太り過ぎに注意することです。可愛いさあまり、犬が欲しがるからといってたくさん与えれば糖尿病だけでなく、さまざまな病気の原因になるので気をつけてください。
食事は量の問題よりカロリーに気をつけることです。ストレスなどからたくさん食べたがる場合にはカロリーの少ない野菜類を多く与えるようにしましょう。
毎日、適度な運動も欠かせません。そして規則正し生活を送ることです。


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犬の主なホルモン(内分泌)の病気

●インスリンが減少して栄養を吸収できなくなる「糖尿病」‥‥‥‥‥‥‥‥詳細を見る>>
●糖尿病が悪化して嘔吐や下痢をする「糖尿病性ケトアシドーシス」‥‥‥‥詳細を見る>>
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